この世に醜女はいない。ウォッカが足りないだけだ
ーロシアの諺
こんにちは。
前回の「ジン」に引き続き、定番のスピリッツ「ウォッカ」を紹介していきます!
「ウォッカ」の定義
ウォッカは穀物を原料に連続式蒸留器で蒸留し、白樺の炭でろ過した純度の高いスピリッツです。アルコール度数が高く、アルコール度数96%で有名な「スピリタス」もウォッカに分類されます。「ジン」とは違い、クセや雑味が少ないクリアな味わいとなっており、さまざまなカクテルのベースに使えます。1本で色々カクテルを楽しみたいという方に、ぴったりのお酒となっています。
また、4大スピリッツの1つに数えられ、世界中で親しまれています。、ボトルデザインが特に美しいものが多く、お気に入りのボトルをジャケ買いするのもいいでしょう。
「ウォッカ」の種類
製造される国により、原料や製法が大きく異なる「ウォッカ」ですが、大きく分けると2つの種類に分かれます。
○レギュラータイプ
無色透明のニュートラルな味わい。雑味がなくクリアで、これぞウォッカというタイプです。代表的なもので言えば「スミノフ」なんかが、こちらに分類されます。
○フレーバード・ウォッカ
レモンピールやジンジャー、ジュパニーベリー等のボタニカルを加えたものなど、上記のレギュラータイプと違い非常に香り高いものとなっています。
「ウォッカ」の歴史
「ウォッカ」の起源は定かではありません。ロシア起源説とポーランド起源説があり、どちらかと断定できるものはないようです。どちらにせよ、12世紀前後には、東欧でこの素敵なお酒が飲まれていたというのは確かなようです。
「ウォッカ」の製法
ウォッカの主原料は穀物です。トウモロコシ、大麦、小麦、ライ麦などのほか
一部の地域ではジャガイモを使う場合もあります。
これらの穀物を原料に、連続式蒸留器で蒸留を重ね、アルコール度数80~96度の「ニュートラルスピリッツ」を造ります。これに加水し、40~60度に調整し、白樺の炭層でろ過すれば完成です。
おすすめ「ウォッカ」ランキング
1位 アブソルート ウォッカ
北欧スウェーデンのイメージ通りの、澄み切った雑味のない味わい。アルコール臭もせず、クセがないため、あらゆるカクテルのベースに合います。南スウェーデンの天然水を使い、厳選された冬小麦を丁寧に連続して蒸留を行います。それにより極限まで雑味をとりのぞいた味わいを実現しています。
2位 スミノフ ウォッカ レッド
19世紀にはロシア皇帝御用達の栄誉を受けた、まさに王道のウォッカ。その後アメリカでの大人気を足掛かりに、現在では世界で最も販売されているウォッカです。NYタイムズ紙が主催したブラインドテイスティング・セッションや、サンフランシスコの世界スピリッツコンペティションなどで数々の受賞歴を誇ります。ウォッカを語るうえでは外せない逸品です。
007第一作目の「007 ドクター・ノオ」におけるジェームズ・ボンドのセリフはあまりにも有名。
「ステアせずにシェイクで」
この一言が、マティーニのベースを「ジン」から「ウォッカ」に変え、ウォッカの需要を急増させたのです。
3位 ストリチナヤ ウォッカ
本場ロシアでは誰もが知っている、ロシアを代表するウォッカです。その味わいはまさにウォッカのスタンダードといっていいでしょう。ストレートで飲むとほんのりと甘味を感じ、芳醇でまろやかな味わいになっています。
4位 アブソルベント ウォッカ
ウォッカ発祥の地といわれるポーランドで人気No.1のウォッカ。メーカー所有の水源地からくみ取った自然水を使い、単式と連続式を組み合わせた蒸留により、極限まで不純物を取り除いています。ピュアな味わいはカクテルベースにおすすめです。
5位 グレイグース ウォッカ
コニャック地方の天然の湧き水を使用して作られているため、アルコール臭さを感じず、華やかな味わいが口いっぱいに広がります。原料の小麦もフランス産の最高級品にこだわっており、プレミアムな夜にぴったりのウォッカです。
6位 フィンランディア ウォッカ
氷河生まれの湧水と、厳選された六条大麦を使い、非常にクリアで雑味のない味のウォッカとなっています。カクテルベースももちろんいいのですが、冷凍庫でキンキンに冷やし、ストレートで飲むのがおすすめです。飲みすぎには注意してください!!
7位 ズブロッカ ウォッカ
ボトルにはバイソングラス(ズブロッカ草)が入っており、このウォッカの最大の特徴。桜餅のような爽やかな香りがあり、きめ細やかな上品な味わいが人気のウォッカです。いつもと違う味わいを求めている方に特におすすめのウォッカです。
8位 スカイ ウォッカ
蒸留とろ過を繰り返し、悪酔い成分を取り除いた「悪酔いしないウォッカ」といわれています。ブルーのボトルがとても美しく、ボトルイメージのとおりのクリアな口当たり。ストレートでもカクテルベースでも楽しめるウォッカとなっています。
9位 スピリタス
ウォッカのみならず、発売されている酒類で最もアルコール度数が高いことで有名。そのといわれています。ブルーのボトルがとても美しく、ボトルイメージのとおりのアルコール度数は、なんと96度。ストレートで飲むには非常に厳しいですが、世界中で多くのファンがいます。ジュースや炭酸水等で割ると、非常にクセがなく飲みやすいカクテルが出来上がります。個人的には4〜5%くらいにするのがちょうどいいですね。くれぐれも入れすぎにはご注意を!!
最近ではアルコール消毒の代用なんて話も聞きますね。といわれています。ブルーのボトルがとても美しく、ボトルイメージのとおりのスピリタス10に対して、精製水2でわると、アルコール度数が80%の液体ができあがります。
10位 ダンツカ ウォッカ
デンマーク産のウォッカで、雑味のないすっきりとした味わいとなっている。また、特性のアルミボトルがとてもかっこよく、飲んでも並べて楽しめる素敵なウォッカです。
11位 ストロワヤ ウォッカ
世界一の透明度の高さを誇る、バイカル湖のほとりで製造されており、バイカル湖のような澄み切った味わいです。アルコール度数は50度と少し高めであり、キリっとした口当たりです。「ストロワヤ」は“食卓の”という意味のロシア語で、豪華な食卓のお供としてふさわしいウォッカです。
12位 ファイヤースターター ウォッカ
最初に目を惹くのはその独特のボトルです。正に見た目は消火器。パーティで出せばたちまち話題になるでしょう。また、ボトルデザインのみならず、5回の蒸留を重ねた味はまさにクリア。あらゆる面で話題となるインパクト大の一本です。
13位 ピナクル ウォッカ
ピュアでクリアなやさしい口当たりで、微かな麦の香りが特徴です。
2013年のIWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)では最高賞である「トロフィー」の名誉を得ている実力派のウォッカです。
14位 ベルヴェデール ウォッカ
王族が住んでいた「ベルヴェデーレ宮殿」にちなんで、名付けられたウォッカ。4回の蒸留後に、33回もの品質管理を経て出荷されます。すっきりとした味わいのなかに、微かにバニラを感じるウォッカです。
15位 ギルビー ウォッカ 37.5度
ジンで有名なブランド「ギルビー」のウォッカです。リーズナブルでとても飲みやすいため、初めての1本として選びやすい。コンビニなどでも見かけることが多いため、入手しやすいのもポイント。